夏の暑さってしんどいですよね。
でも暑さの感じ方って人それぞれ。
「自分は暑さに強い!」って思っている人もいれば、「私は暑さに弱い…」と思っている人もいます。
この違いって何なんでしょう?
気持ちの問題?それとも生まれつき違うんでしょうか。
暑さに弱い原因と、その体質改善の可否についてチェックしてみましょう。
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暑さに弱い原因とは?
- いい汗かいてる?
- 汗腺の数は生まれつき?
- 自律神経乱れてない?
- 暑さに弱いのは体質改善できる?
- 暑さに弱い原因:まとめ
暑さに弱い原因とは?
暑さに弱い原因として考えられることは主に2つあります。
一つは「慣れ」。
単純に、暑さに慣れていないってことですね。
ちょっと暑いとすぐエアコンの効いた部屋に避難する…そんな生活の人も少なくありません。
でもそれだとちょっと外に出たときに、より暑く感じてしまって体がすぐダルくなったりします。
私は「体が暑さに慣れる」って本当にあることなのかな?って疑問に思ってたんですが、やはりある程度「慣れ」はあります。
もう一つは「汗」。
汗をかけているか、もっと言うと「いい汗」をかけているかですね。
私達の体は、汗をかいてその汗が気化する際に熱を奪って体温を調節しています(気化熱)。
先程もありましたがエアコンの効いた部屋ばかりにいると、汗をかく機会がグッと減ってしまって汗をかく能力が落ちてきます。
(寒いくらいの室温だと、その寒さに適応するために毛穴を閉じようとします。体の熱を逃さないためですね)
汗をかく能力が落ちる…つまり汗をかきにくい体になるということですが、そうなると汗の量が少なくなるので体温調節が上手くできません。
体温調節のヘタな体になってしまいます。
いい汗かいてる?
で、いい汗かどうかも一つのポイントです。
いい汗というのはサラサラした汗です。逆に悪い汗というのはベタベタした汗のことです。
サラサラした汗は蒸発しやすい(気化しやすい)ので、体温調節が上手く行われます。(体温を下げてくれる)
ベタベタした汗は蒸発しにくいので、上手く体温を下げてくれません。
話が逸れますが、私は「いい汗」と聞くといつも思い出すことがあります。
子供の頃(中学生くらい)に友達とバスケットボールをして遊んでいた時なんですが、一人の友達がめっちゃ汗をかいていたんです。その友達の腕に触れた時に「腕に汗の層ができてる!」って驚いたことがあります。
ところどころ濡れているんではなくて、水分が腕全体を覆っている感じでした。
サラサラだったので、あれが「いい汗」ってやつだったんだなぁと思い出します(笑)
その子はサッカー部でした。
汗腺の数は生まれつき?
あとは、汗をかくところである汗腺の数も影響します。
汗腺が少ないということは汗をかく量が少ないということになります。
この汗腺は3歳頃までに出来上がってしまうと言われるので、赤ちゃんの頃から汗をかかない環境で育っていると汗腺の数も少なくなりすいです。
これは大人になってからはどうにもできないので、諦めましょう^^
赤ちゃんの頃は自分の意志でどうこうできる問題ではないので、ある意味「生まれつきのもの」と言えなくもないですね。
実際、暑い地方で育った子供は汗腺が発達しやすいし、寒い地方で育った子供は汗腺が少ないと言われます。
汗腺の数の違いは生まれつき(個人差)もあるかもしれないし、育った環境でも変化するので結構差があります。
多い人は少ない人の4~5倍あるとか。それくらい差があるんですね。
ということで「いい汗をかいていない」「汗をかく量が少ない」ことは暑さに弱い原因になってきます。
自律神経乱れてない?
他には、自律神経の乱れも関係してきます。
人は自律神経が乱れていると体温調節が上手く出来ないです。
ストレスがかかりすぎているとかで心が弱っていると、こんなところにも影響が出てしまうんですね。
自律神経は乱れは、エアコン(クーラー)が効きすぎた部屋で体を冷やしてしまうことでも起こることなので注意です。
偏食・睡眠不足・運動不足も大敵です。
暑さに弱いのは体質改善できる?
暑さに弱いというのは、ある程度なら体質改善できることです。
・暑さに慣れること
・汗をかくこと
・いい汗をかくこと
そのためにできることをしましょう^^
基本的には、冷房かけすぎ、生活習慣乱れすぎ、運動しなさすぎ…とかを見直したいですね。
暑さに弱いのは体力がないことも関係するので、「体力」をつけるという意味でも運動はしたほうがいいです。
運動が嫌いな人は「散歩」とか…
筋肉量も関係してくるので。
【関連】
暑さに強くなるにはどんな方法を試せばいい?
暑さに弱い原因:まとめ
暑さに弱い原因は
エアコンに頼りすぎて暑さに慣れてない、外に出なさすぎて汗をかいてない、運動しなさすぎて汗をかいてない…
などです。
思い当たることはあったでしょうか。
改善したいなら、これらの逆を意識してみることです。徐々に変化していきます^^
もし思い当たることがないのに暑さに弱いと感じているのであれば、今以上暑さに強くなるのは難しいと考えられるので、無理しないよう注意してくださいね。