熱中症と熱射病の違いは何?日射病もあるけどどう違う?

水分補給

熱中症と熱射病の違いってなんでしょう?

日射病っていうのもありますよね。

最近は「熱射病」「日射病」という言葉を聞かなくなりました。

その代わり…なのかは分かりませんが、「熱中症」という言葉は頻繁に聞きますよね。

ニュースなどでも熱中症って言ってます。

私が子供の頃は「日射病」はよく聞きましたが、「熱中症」は聞いたことがありませんでした。

熱中症、熱射病、日射病…どれも暑いことが原因だと思うんですが、その違いを確認しておきましょう。

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熱中症と熱射病の違いは何?

熱中症と熱射病の違いは、熱中症について少し詳しく知ると分かります。

熱中症がどう起こるのかを簡単にチェックしてみるといいので、見てみましょう^^

 
熱中症にはタイプ(種類)や段階があります。

私達の体は常に熱を持っている(常に熱が作られている)んですが、一定の体温を保つために体の外にその熱を逃がしています。

そして、誰もが経験があると思いますが、運動すると体が熱くなりますよね。これは体温が上がっている状態です。

運動していなくても、暑い場所(気温が高い日など)では体温が上がることがあります。強い日差しを浴びたりしても上がりますね。

で、

体温が上がると皮膚の下(体の表面すぐ下)の血液量が増えて、体内の熱をより逃がそうとします。

熱を逃がすために皮膚の下の血液量が増えると血液が体全体にいくので、一時的に他の場所で血が足りなくなって血圧が下がることがあります。

すると、脳に血が行かず(足りなくなって)酸欠を招きます。めまいや立ちくらみ、ひどいと失神(意識をなくす)したりします。

これが熱失神と呼ばれるものです。

 
体温が上がった時は汗をかいて体の熱を逃がそうとしますよね。

汗をかけば体内の水分が減るので、水分補給を怠ると脱水状態になります。この状態が続くと、頭が痛くなったり、体がダルくなったり、吐き気をもよおしたり…といった症状が出てきます。

この状態が熱疲労と呼ばれるものです。

汗には水分以外に塩分も含まれているので、大量の汗をかいた時は体が塩分不足になることも考えられます。

塩分は筋肉の収縮を調節するために必要なものなので、不足すると筋肉が痙攣(けいれん)して足がつったり…という症状が出ます。

これが熱痙攣と呼ばれるものです。

 
そして、もっと体温が上がって体温調節の機能が上手く働かなくなると痙攣や意識障害、血液異常、高体温…また、脳への影響が出たり、倒れたり。

これが熱射病です。

 
熱失神、熱痙攣、熱疲労、熱射病、これら全てが熱中症の症状です。

「熱中症」は総称ということですね。

そして、症状の程度として軽度(I度、軽症)なものと区分されるのが熱失神と熱痙攣で、中度(II度、中等症)と区分されるのが熱疲労。

重度(III度、重症)が熱射病となります。

熱射病は熱中症の中でも重症なものということです。

※熱中症は命に関わる症状です。助かっても障害が残ることもあるので、気をつけてください。

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じゃあ日射病とは?

熱中症と熱射病の違いは分かりました。

では、日射病はどうでしょう?

一昔前までは「日射病に気をつけて」って聞いたことありましたけど、今では全く聞きません。

「熱中症に気をつけて」はよく聞きますけどね^^

 
実は、日射病も熱中症の一つです。

日射病は、体内の水分不足により脱水症状を起こした状態のことです。(水分不足によって、心臓へ戻ってくる血液が少なくなって心臓が空打ちする)

脱水状態なので、先程の熱中症の症状の一つと同じなのですがこちらは「炎天下のもと(屋外で)」という条件がつくと考えると分かりやすいですね。

炎天下のもとで激しい運動や仕事をして汗をかきすぎて脱水状態になったら日射病と言えます。

もちろん熱中症とも言えます。

熱中症と熱射病の違い:まとめ

熱中症と熱射病と日射病の違いをまとめると、

熱中症は熱失神、熱痙攣、熱疲労、熱射病、日射病などの総称です。

熱射病は屋内・屋外問わず、高温多湿のもとで大量の汗をかき水分不足や塩分不足によって体温調節が効かなくなって起こる症状。熱中症の中でも重度。

日射病は炎天下のもとで大量の汗をかき脱水状態に陥ることで起こる症状。

 
こんな感じで分けることができますが、上述してきたことに当てはめると日射病と熱痙攣や熱疲労は同じ段階になりますよね。

つまり酷くなれば熱射病にもなり得るということです。

発症メカニズムも同じなので、日射病と熱射病はほぼ同じと言えます。

暑い

汗かく

水分・塩分が不足する

症状が出る

ですもんね。

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