お中元はいらないからもうやめたい!やめ方は例文を参考に

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お中元ってずーっと昔からある風習ですが、今は「お中元はいらない」と思っている人も多いです。

厄介な風習と感じている人が多いんですね。

正直めんどうくさいし、毎年負担になるし、「必要と思えないことは無理にしなくていい」という風潮が強い今の時代には合っていないということでしょう。

実際、アンケートによる「必要ないと思う日本の風習」のトップ1,2は、年賀状とお中元です。

お中元などのやり取りはやめよう…という会社も増えてます。

口に出しては言わないけれど、いらない風習だなと思っている人が多かったということが分かりますね^^;

ということで、ここではお中元をやめたい人のためになる話をしていきます。

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目次
  1. お中元はいらないからもうやめたい!やめ方は?
    1. お中元のやめ方の例文
  2. お中元をもらってしまったら?
  3. まとめ

お中元はいらないからもうやめたい!やめ方は?

お中元はいらないと思っている人は多いということは分かりますが、一度始めてしまうと「やめどき」が分からないなんてこともあります。

既にやり取りをしている人は、仕方なく続けているという人もいるでしょう。

やめ方」って難しいですよね。

急にこちらからお中元を打ち切ってしまうのも勇気がいるし、相手に悪い印象をもたれるのも嫌です。

なので、お礼状を書いて最後のお中元とともに送りましょう。

以下に例文を紹介するので、参考まで。

お中元のやめ方の例文

1.まずは書き出し

「拝啓」や「○○様」です。

 
2.次に挨拶

・暑さ厳しき折、いかがお過ごしでしょうか。

・ご無沙汰しておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

・すっかり汗ばむ季節になってきましたが、お変わりありませんか。

・梅雨明けから本格的な暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

など。

 
3.そして、お礼

・このたびはご丁重なお中元の品をお贈りいただき、誠にありがとうございました。

お中元はいらないからもうやめたい!やめ方は例文を参考に photo 1

・このたびはご丁寧なお心づかいを頂き、本当にありがとうございました。

・毎年このようなお心遣いを頂き、大変恐縮しております。

・ここ最近はご挨拶にも伺えずにおり心苦しいばかりですが、いつも気にかけていただき、まことにありがとうございます。

・このたびは丁寧なご挨拶の品を頂戴しまして、まことにありがとうございました。いつもお心遣いをいただいて大変恐縮しております。

・このたびは結構なお品をお贈りいただき、ありがとうございました。いつも何かとお心にかけていただきまして、暖かいお気持ちに感謝申し上げます。

・さて、この度は、ご丁寧にもお中元の品を送り下さいまして、誠にありがとうございます。

など。

 
4.辞退の旨

・こちらの都合ばかりで心苦しいのですが、どうか今後はお気遣いなさいませんよう、何卒ご理解のほど宜しくお願いします。

・お気持ちには大変感謝しておりますが、季節のご挨拶のお心遣いはなさいませんよう、お願い申し上げます。

・毎年ささやかながらご挨拶をさせていただいてまいりましたが、その度に、○○様から結構なお品を頂戴することになり、かえってご面倒をおかけしておりますことに、大変恐縮しております。つきましては、誠に勝手な申し出ではありますが、例年のご挨拶を来年より失礼させていただきたく存じます。

・日ごろご無沙汰ばかりで何のお役にも立てませんのに恐縮しております。どうか今後はこのようなお気遣いをなさいませんように、お願い申し上げます。

・ご好意は大変ありがたく存じておりますが、今後はこのようなお気遣いをなさらないよう、お願い申し上げます。今後も〇〇様とは、気兼ねのないお付き合いをしたいと思っておりますので、お気持ちだけありがたく頂戴いたします。

など。

 
5.気遣う言葉や締めの言葉

・また、今後とも変わらぬお付き合いのほどをよろしくお願い申し上げます。

・また、今後とも相変りませぬお付き合いの程よろしくお願い申し上げます。

・猛暑が続きますので、どうぞご自愛くださいませ。 敬具

・猛暑が続きますので、どうかご自愛なさいますようお祈り申し上げます。

・暑くなる折、お身体たいせつにお過ごしくださいませ。

・暑さ厳しき折、くれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます。

・まだしばらくは厳しい暑さが続きますが皆様どうぞご自愛下さい。

・暑さはこれからが本番です。皆様どうぞご自愛下さい。

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・時節柄、どうぞご自愛くださいませ。

など。

 
1~5を組み合わせたり、アレンジして作ってみてくださいね^^

こんな感じです↓

拝啓

暑さ厳しき折、いかがお過ごしでしょうか。

このたびはご丁重なお中元の品をお贈りいただき、誠にありがとうございました。

毎年このようなお心遣いを頂き、大変恐縮しております。
お気持ちには大変感謝しておりますが、どうか今後は季節のご挨拶のお心遣いはなさいませんよう、お願い申し上げます。

また、今後とも変わらぬお付き合いのほどをよろしくお願い申し上げます。
猛暑が続きますので、どうぞご自愛くださいませ。

敬具

お中元をもらってしまったら?

もし、お中元をもらってしまったらどうすればいいのか。

この場合、お返しをするのがルールだと思ってしまいますが、そんなことはありません。

電話や手紙といったお礼は必要ですが、何かしらの品を贈るお返しは必須ではないんです。

 
ですが、

「何かもらったら、何か返さないと…」って思っちゃいますよね。

そんな時は、「お中元」ではなく「お礼」として同等程度の品を贈りましょう。

お中元に対してお中元を贈ると、次の年も贈られてきて「回避したいお中元の風習」が始まってしまう可能性があります。

 
「お礼として贈ったけど、また贈られてきた」という場合は、先程の例文を参考にお礼状を書いて辞退の旨を伝えるしかないと思います。

そういうことになるのも面倒だという人は、最初から電話や手紙といったお礼だけにしておきましょう。

 
【関連】お中元の基本ルールなどをCHECK!
>>お中元のルールやマナーとはそもそもどんなもの?注意点は?

まとめ

お中元をやめたいと思っている人は多いです。

こちらもやめたいし、相手の方もそう思っていることもあります。

両者がやめたいと思っているのに、なぜか毎年続いている。これは「回避したい風習」ですよね。

不要なお中元は、やめたらとてもサッパリします。

金銭的な負担もなくなります。

お中元をやめようと考えているなら、お礼状を書いて辞退の旨を伝えましょう^^

【関連記事】
お中元はいつ渡す?いつからいつまでが時期なのかは地域で違う?

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