雨の日にアレルギーがひどいのはなぜ?何に反応して鼻水がでる?

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雨の日に鼻水が出るってことありませんか?

花粉が多い時期でもないのに、雨の日だとアレルギーがひどくなってるような…そんな気がすることがあります。

これって一体なぜなんでしょう?

花粉症ではないなら何が原因なのか気になりますよね。知れば対策もできるかもしれないし。

雨の日のアレルギー症状について、チェックしておきましょう。

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目次
  1. 雨の日はアレルギーがひどいように感じる?
    1. 雨の日はハウスダストに反応してアレルギーが出る?
    2. 雨の日は寒暖差に反応してアレルギーが出る?
  2. 雨の日のアレルギーに花粉は関係ない?
  3. 雨の日のアレルギーがひどい:まとめ

雨の日はアレルギーがひどいように感じる?

雨の日になると「鼻水が出たり、喉が痛かったり、くしゃみが出たり…」といった症状が出てくる。

この原因として花粉以外で考えられることとして、

・カビやダニといったハウスダスト
・寒暖差アレルギー

があります。

この2つについてチェックしてきましょう。

雨の日はハウスダストに反応してアレルギーが出る?

まず「雨が降るとカビが増える」ことが考えられるので、それに反応してしまうということ。

そして雨が降る時は気圧が変わり風が吹くので、その風で舞い上がるホコリなどに反応することもあります。

これは外だけでなく家の中でも起こりえます。

風にのってホコリ(ハウスダスト)が何かしらの隙間や換気口から入ってくることもあるからです。

単純に、風が入ってくることで家の中のハウスダストが舞い上がってしまって、それに反応してしまうということも考えられます。

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私は掃除機で部屋の掃除をしていると、鼻水がタラっと出てくることがあります(鼻にティッシュを詰めて掃除を続けてます)。これは雨の日とか関係なく出るので、ホコリを舞い上げているんでしょうね…

ちなみにハウスダストとは、ホコリの中でも目に見えないくらい小さいもの(1mm以下)のこと。(繊維クズ、ダニの死骸・フン、ペットの毛、花粉、タバコの煙、カビ、細菌などなど)

 
基本的な対策としては「掃除すること」なんですが、

中でも、ダニ(ダニの死骸やフン)はアレルギーに関係しやすいので注意が必要です。

ダニが好む(多くいそうな)場所である「布団・絨毯・ソファ・枕」といったところは、こまめに掃除しておきたいところです。

雨の日に掃除をしろというわけではないですよ^^;

掃除をするとハウスダストが舞うので、換気はとても重要です。ハウスダストによる症状を抑えたいならちゃんと換気ができるとき(晴れの日とか)にした方がいいと思います。

雨の日は寒暖差に反応してアレルギーが出る?

もう一つは寒暖差アレルギー。これは血管運動性鼻炎(の一種)と呼ばれるものです。

寒暖によって血管は伸縮します(寒いと縮むし暑いと広がる)。寒暖差が大きいと血管の伸縮が追いつかなくなって自律神経が乱れてしまいます。

血管運動性とはそういう意味ですね。

 
雨の日は気温が下がりますよね。

その温度変化によって自律神経が乱れることで鼻水、鼻詰まり、くしゃみといった症状が出ます。

温度変化に過敏な人は特に、ということです。

自律神経が乱れるというのは、この場合は副交感神経が優位になるということ。副交感神経が優位(リラックス状態)のときにアレルギー症状が出やすいと言われます。

(交感神経が優位=緊張・興奮状態、副交感神経が優位=リラックス状態)

雨の日に気温がグッと下がる

交感神経の働きが弱まって副交感神経が優位になる(自律神経が乱れる)

体の調整機能がうまく働かず、鼻の血管が過敏になる

症状(鼻水など)が出る

血管運動性鼻炎は寒暖差以外にも、疲れ、寝不足、精神的ストレス、タバコの煙が原因となることがあるといわれるので、もし思い当たる節があるなら改善していきたいですね。

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季節によっては「昨日は暑くて半袖でよかったのに、今日は雨が降って寒いくらい」っていうことがあります。

朝晩は特に寒かったりします。

対策としては、まず寒さを軽減することですよね。雨の日は一枚羽織るように心がけるだけでも違います。

筋肉量が少ない人も寒暖差アレルギーになりやすいそうなので、全然運動しない人は運動も取り入れていきたいところです。

あと、寒暖差以外でもなるということから、食生活や睡眠などが原因になっているということも考えられます。身に覚えがある人は少しずつ改善していくことをオススメします^^

雨の日のアレルギーに花粉は関係ない?

雨の日は花粉が飛びにくいのは確かですが、ゼロにはなりません。

晴れている地域の花粉が飛んでやってくることもあるし、風で舞い上がる花粉もあります。

特に雨の降り始めなんかは、空中の花粉が落ちてくるのでその瞬間は花粉が多くなることもあります。

 
そういったことから、

雨の日に鼻水が出たり鼻が詰まったりするのは、単純に花粉のせいである場合もあります。

「雨の日だから花粉は関係ない」と思っていた人も、やっぱり花粉が原因だった…てことになりえますので。

花粉やハウスダストのアレルギーがないと分かっている人は、寒暖差アレルギーである可能性が高いですね。

雨の日のアレルギーがひどい:まとめ

雨の日にアレルギーがひどいのは

・カビやダニといったハウスダスト
・寒暖差アレルギー

が考えられます。

寒暖差アレルギーはアレルゲンがあるわけでありません。

原因は自律神経の乱れなので、体調管理に気をつけましょう^^

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