お盆には仏壇やお墓にお供えをしますが、そのお供え物っていつ食べるといいんでしょう?
菓子折りや果物なんかがよくお供えされてますよね。
お供えものを見て「あ、美味しそう」ってちょっと気になることもあります^^
お盆のお供えはいつになったら食べていいのか、いつからいつまでお供えしておくものなのか確認しておきましょう。
- お盆のお供えはいつ食べる?
- いつからいつまでお供えするの?
- お盆のお供えはいつ食べるのか:まとめ
お盆のお供えはいつ食べる?
お盆のお供え物をいつ食べるかですが、
お供え物をすぐ食べるのは悪いような気がして気がひける、と思う人は多いです。
「仏様にあげたものなのに…」とか、「お供え物を食べのは卑(いや)しいかも…」とか、そんな考えがあったりするかもしれません。
お供えしてから間もないタイミングだと尚更そう感じてしまうと思います。
自分でお供えした物ならまだしも、いただきものだし…というのもありますね。
でもそうこうしている内に、生菓子だったら消費期限が来てしまったり、果物だったら傷んでしまったり…なんてことが起こるわけです。
夏は暑くて傷みやすいですしね。
結局食べられなくなって捨ててしまうことになるなら、それもどうかと思いますよね。
でも、お盆のお供え物はお参りの後には下げていただく(食べる)のが作法です。
悪いことでもなんでもないんです。
お供え物の種類によって臨機応変に対応すればいいんです。
例
焼菓子や乾物などの日持ちするものは、何日でもお供えしておいていいですよね。
2,3日お供えしておきたければ、それも自由です。
あとで好きなタイミングで食べればOKです。
(お盆の期間が過ぎてもそのままにしている家もあります)
例
生菓子やアイスクリームは、いつまでもお供え物として置いておくとダメになっちゃうので、お供えして合掌したらすぐに冷蔵・冷凍庫へ入れましょう。
あとは、いつでも好きな時に食べてOKです。
例
果物は、お供えしたまま熟すタイミングを待ってもいいですね。腐って食べられなくなるということは回避したいところです。
お供えした時点で食べ頃なのであれば、その日でも次の日でも食べてOKです。
美味しいものは美味しい内にいただくのも大事なことです。
頂いた食べ物を腐らせてしまうのは失礼にもなりますからね。
大事なことは、長時間仏壇にお供えすることではなくて、先に仏様にお供えするという想い(気持ち)です。
お供え物の「供える」は共に供するという意味があって、みんなで一緒にいただくことが供養になるので、食べることはいいことです^^
【関連】
>>お盆のお供えの後始末は?野菜や果物はどう処分したらいい?
いつからいつまでお供えするの?
お盆の時期は、8月13日~15日(あるいは16日)までが一般的ですが、地域によって差があるので一概には言えません。
7月13日~16日っていうところもありますし。沖縄だったら旧暦を採用しているので、毎年日付が違ったり…と。
七夕などの行事も月遅れでやってたりするように、地域差はあります。
>>七夕を月遅れでやる理由やその地域は?7月の行事なのに8月?
お盆の間は何かしらお供えしてあって、切らさないようにしているという家庭は多いです。
なんとなくそうしてるか、意識してしているかはそれぞれですが。
「何もないのもなぁ…」と思っちゃうこともありますよね。
ただ、お盆の期間中は常にお供え物がないとダメというわけではないので、気にし過ぎる必要はありません。
もちろん「切らなさいように…」と考えるのは良いと思います。優しい考えですよね^^
どちらがダメというわけではありません。
地域や家庭によっては、お供え物はお盆が終わる日(16日)に下げるようにしようとか、片付ける日が決まっているとか、いろんな風習があります。
「家(うち)は昔からこういう風にやっている」というルールがあるなら、それでOKですね。
ただ、果物なんかを腐らせるのは良くないです。
お盆のお供えはいつ食べるのか:まとめ
お盆のお供えはいつ食べるか。
日持ちするものは好きなタイミングで食べていいし、日持ちしない・食べ頃があるものは美味しくいただけるタイミングで食べましょう。
お供えしたその日や次の日でも、早すぎるからいけないということはありません。
大事なのは、故人やご先祖様への感謝の気持ちです。
美味しくいただくことが一つの供養にもなります^^
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