梨、美味しいですよね。
今すごく人気になっていて、梨味の商品もたくさん出ています^^
梨のスポーツドリンクなんてものもあるそうです。(ご当地商品なので私は見たことないんですけどね)
今、国産の梨は50種類以上もあって、これからも新しい品種の梨が生まれてきます。
ここでは、そんな梨の見分け方・選び方についてお伝えしていきます。
美味しい食べ方も紹介するのでチェックしてみてください!
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美味しい梨の見分け方・選び方は?
- 見分け方1 梨の大きさ
- 見分け方2 梨のくぼみ
- 見分け方3 梨の色
- 見分け方4 梨の表面
- 梨の甘さは場所で違う?栄養の多さも違う?
- 梨が美味しくなる切り方や食べ方
- 梨の種類と旬の時期
- 梨の選び方・見分け方 まとめ
美味しい梨の見分け方・選び方は?
梨を買うときは、どうせなら美味しい梨を選びたいですよね。
そのためには見分け方を知る必要があります。
見分け方1 梨の大きさ
梨は品種が同じなら大きいサイズのほうが甘いです。
梨は縦に大きくなったあと横に大きくなっていくので、横に広がっているものが○です。
また、重さがずっしりしたもののほうが糖度が高くて甘い梨です。水分より糖分のほうが重いので。
よく「大きいものは大味」って言ったりしますけど、梨についてはそうではないです。
見分け方2 梨のくぼみ
同じ品種の梨を比較した場合、お尻のくぼみが深いほうが甘いです。
梨のお尻をチェックしましょう^^
見分け方3 梨の色
くぼみだけではなく色もチェックしましょう。
梨は、大きく2種類に分けられます。赤梨と青梨です。(見た目の色が違います)
赤梨の場合は、褐色(赤茶色)が濃いもののほうが美味しいです。
青梨の場合は、緑に黄色が混じった模様のものが美味しいです。この状態を「虎熟れ」と言います。虎の模様のように見えるからです。
総じて、赤茶色や黄色が濃いほど美味しくなっている証拠です。
幸水や豊水は褐色に近いほど熟しています。
見分け方4 梨の表面
食べごろなのは、梨の表面がツルツルしているものです。
コルクと呼ばれる点が薄くなってくると実っている証拠。
梨の表面のザラザラは、水分の蒸発を防いだり害虫・病気から身を守るコルクの栓のようなものです。熟すにしたがって、ザラザラが取れてツルツルになっていきます。
見た目はザラザラそうでも触ってみるとツルツルしているので、パッと見ただけでは分からないかもしれません。
当然、表面がツルツルの梨(熟している梨)のほうが糖度が高いということです。
梨の甘さは場所で違う?栄養の多さも違う?
梨は場所(部分)によって甘さが違うので、同じ梨を食べても「甘くて美味しい!」という人と「そんなに甘くない…」という人が出てくることがあります。
梨の甘い部分は、「外側かつ下側」です。
梨は皮から水分を発散するので、皮に近いところほど甘くなります。(皮付近の水分が減って相対的に糖分が多くなる)
また、梨が実る際に先に糖分がお尻のほう(下側)に溜まるので下側が甘くなります。糖分が水分より重いので下に溜まるとも言われます。
なので、梨の皮を剥くときに皮を厚く切ってしまうと一番甘くて美味しいところを捨てることになってしまいます。
できるだけ皮を薄く剥くのがポイントです。
なんなら皮ごと食べても大丈夫です。しっかり洗って食べればOKですよ^^
栄養に関しても、りんごなどと同じで皮付近にポリフェノール(の一種であるアルブチンやクロロゲン酸)が多く含まれているので、皮ごと食べるのはオススメです。
ポリフェノールといえば、抗酸化作用ですね^^
また、水溶性食物繊維のペクチンも含まれているので○です。これは血糖値のの上昇を抑える効果が期待できるものです。
梨が美味しくなる切り方や食べ方
美味しく食べられて、ちゃんと栄養も摂れる切り方です。
皮はむきません。
梨に上から包丁を当て、縦に4分割くらいに切ります。
それをまた食べやすいサイズに切ります。(なんとなくスティック状になると思います)
これだけ。超簡単です。
皮の部分が少なくなって食べやすいし、1本のスティックで場所によって甘さが違うので味の変化も楽しめます。
上から食べると「甘い→酸っぱい→とても甘い」というふうになります。
これはとてもオススメの食べ方です^^
通常の切り方でも、食べ方を工夫するといつもと違う味わい方ができます。(ただし皮はむきません)
それは、横から食べるのではなくてスイカを食べるような食べ方です。上のほうは酸っぱく、下にいくほど甘くなります。
最初に酸っぱさがくるので、そのギャップで甘さを最大に味わえる食べ方となります。
ただ、この食べ方は「最後に皮だけ残ってしまう」なんてこともあるのでちょっと難しいです^^;
一度に食べる皮の量も多くなるので、そこがデメリットとなるかもしれません。それに、単純に面倒くさい食べ方だと感じる人もいると思います。
やっぱりオススメはスティック状にするほうかな^^
梨の種類と旬の時期
梨には種類がたくさんあります。
旬は7月頃から始まって、1月以降でも美味しく食べられる梨もあります。品種によって旬はバラバラなんですね。
以下は、上から旬の時期が早い並び(おおよそ)となっています。
・愛甘水(愛知)
・秋栄(鳥取)
・あけみず(愛知)
・加賀しずく(石川)
・喜水(静岡)
・幸水(千葉)
・秋麗(熊本)
・新甘泉(鳥取)
・多摩(青森)
・夏さやか(鳥取)
・なつひめ(鳥取)
・秋甘泉(鳥取)
・あきづき(千葉)
・ゴールド二十世紀(鳥取)
・菊水(大分)
・彩玉(埼玉)
・秀玉(東京)
・瑞鳥(鳥取)
・南水(長野)
・二十世紀(鳥取)
・平塚16号/かおり(千葉)
・豊水(千葉)
・愛宕(岡山)
・王秋(鳥取)
・晩三吉(大分)
・観月(愛知)
・きらり(栃木)
・秋泉(秋田)
・新興(新潟)
・新雪(群馬)
・爽甘(鳥取)
・新高(熊本)
・にっこり(栃木)
・豊月(千葉)
たくさんありますが、これでも一部です。
梨が食べたくなってきましたね♪
梨の選び方・見分け方 まとめ
美味しい梨を選ぶには
・くぼみ
・色
・表面
をチェックするのがポイントです!
梨を買うときは思い出してみてくださいね^^
あと、スティック状に切って食べるのはホントにおすすめなので、ぜひ試してみてください♪
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