七五三の初穂料は五千円が相場なんでしょうか。(初穂料は「はつほりょう」と読む)
よく「お気持ちで」というフレーズを聞きますが、そう言われると「いくらにすればいいの?」と迷ってしまいますよね。
また、相場が五千円だとしたら千円札5枚を包むというのはありなんでしょうか。
他にもいくつか疑問が湧いてきます。
新札じゃないといけないの?とか、お札を入れる向きは?などなど。
そこで今回は、七五三の初穂料のいろんな疑問についてお伝えしていきます。
- 七五三の初穂料は五千円が相場?
- 七五三の初穂料は五千円札?千円札を5枚はダメ?
- 七五三の初穂料は新札がいいの?
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七五三の初穂料はのし袋に包む?書き方は?
- お札を入れる向きについて
- 七五三で初穂料を渡すのはいつ?
- なぜ初穂料という名前なの?
- 七五三の初穂料についてのまとめ
七五三の初穂料は五千円が相場?
七五三の初穂料は神社によって異なりますが、一番多いパターンは「五千円」です。
なので「お気持ちで」と言われたら五千円にするのが無難でしょう。
お気持ちだからといって千円とかだとさすがにマズイです。拒否されることもありえます。「どれだけ少なくても三千円以上」が一般的な感覚です。
「初穂料は五千円か一万円」という2パターンのところもよくあります。
「三千円、五千円、一万円」というところもあります。
ランクが違うと貰えるものが変わってきます。祈祷は同じですよ^^
問い合わせた場合は「お気持ちで」と言われるより、「五千円です」などとはっきり言ってくれることのほうが多いと思います。
貼り紙がしてある場合もあります。こうやって指定してくれるのは正直助かりますね。
お気持ちでと言って三千円を支払われるより、五千円!と言い切っておくほうが神社としてもいいですもんね。
「五千円からです」「最低五千円でそれ以上はお気持ちで」と言う神社も多いですが、こう言うと「少なくとも五千円か…五千円じゃ少ないのかも」と思う人が出てくるので、神社側としてはそういう人に多く払ってもらえたらありがたいということもあります。
商売ですからね^^
神社によっては、例えば「五千円 → 子供と親のみ祈祷OK、祖父母は外で待つ。一万円 → 祖父母も一緒にOK」なんてこともあると聞いたことがあります。
それと、
子供が二人の場合は、1人5000円なら単純に2人で10000円のところもあるし、2人で7000円のところもあったりと神社によって様々です。
心配であれば、行く予定の神社に問い合わせてみましょう。
七五三の初穂料は五千円札?千円札を5枚はダメ?
七五三の初穂料は五千円が相場ということは分かりました。
となると五千円札1枚ということになりますが、これって千円札5枚じゃダメなの?と疑問に思うこともあります。
これは「五千円札を1枚包む」という人が多いのでこれが常識のように思えますが、別に千円札5枚でも問題ありません。
「千円札5枚はダメ」と拒否されることはありません。
なんとなく五千円札1枚が好ましいって思ってしまいますが。
神社側の事務としては、五千円札1枚のほうが間違えにくく面倒もなく楽ではありますね(笑)
気になる人は五千円札1枚にして、スッキリしましょう^^
七五三の初穂料は新札がいいの?
「新札がいいのか」は七五三に限らず、いろんな場面で気にされることですよね。
これは、どちらでもいいです。
どちらかと言えば、そりゃあ新札のほうがいいと思います。新札のほうが好ましいと思えます。
でもそれは「綺麗だから」「イベント事だから」という見た目の問題、気分の問題です。
ルールはありません。
気になる人は新札にしてスッキリすればOKです^^
「新札を用意するのを忘れた、準備する時間もない」という場合でも、焦るような話ではないですよ。
さすがにシワシワの紙幣はどうかと思いますけど^^;
七五三の初穂料はのし袋に包む?書き方は?
七五三の初穂料はのし袋に包んで持っていく人が多いです。
どのようにするのか一例として…
のし袋は、結びは蝶結び、水引は紅白を選択。印刷された簡易的なものでも全然OKです。白い封筒でもいいですよ。
表
表の上部中央には「御初穂料」「初穂料」や「御玉串料」「玉串料」と書きます。
下部中央には、子供の名前を書きます。子供が二人なら連名でOK。
裏
裏には、「金 参千円」「金 伍千円」「金 壱万円」など金額に合わせて書きます。
住所も書きます。
親の名前を書いておいても構いません。
人によっては手紙用の封筒に包んでいる人もいるし、包まずに財布からお金をそのまま出す人もいます。(神社のスタイルにもよる)
初穂料と印字された白い封筒を用意している神社もあります(紙幣を裸で出す人が多いから)。
お札を入れる向きについて
神社の人も紙幣の向きをいちいちチェックしている人はいないでしょうが、気になる人は「人物の顔が表側かつ上側(開け口側)」になるように包みましょう。
七五三で初穂料を渡すのはいつ?
初穂料を渡すのは、受付があればその時に。
祈祷してもらう前に渡すことになります。
なぜ初穂料という名前なの?
初穂料ってなぜ「穂」という字が使われているのか疑問に思いませんでしたか。
稲穂(いなほ)の穂(ほ)ですよね。
なぜかと言うと、理由は簡単。
昔は「その年に初めて収穫されたお米(初穂)」を神様にお供えする風習があって、神社で行われる儀式でも稲などの農作物を納める習慣があったからです。
今は、それがお金に代わったということですね^^
七五三の初穂料についてのまとめ
七五三の初穂料についてお伝えしました。
相場は五千円ですが、神社によって異なってくるので確認したほうが間違いがありません。
五千円札1枚か千円札5枚か、新札がいいのかどうかなどは、どちらでもOKです。
ちょっとしたことですが悩み始めるとしんどいので、自分の気分が晴れやかになるほうを選びましょう^^
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