完全ミルクで育てるのはダメなの?愛情が伝わらないの?

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赤ちゃんを母乳で育てたいと考えるママさんはたくさんいます。

母乳を飲んで育つということは自然なことなので、そのほうがいいのでは?と考えるからですね。

では、完全ミルクで育てるのはダメなんでしょうか。

母乳で育てたかったけど、いろんな理由でそうできないこともあります。

初乳のみ飲んだけどあとは完全ミルクとか、最初は母乳とミルクの混合だったけど2ヶ月の今ではミルクだけになってしまったという人もいます。

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目次
  1. 完全ミルクで育てるのはダメ?
  2. ミルクは3時間空けないとダメ?
    1. 注意点は?
  3. ミルクのメリットやデメリットは?
  4. 完全ミルクで育てるのはダメ?まとめ

完全ミルクで育てるのはダメ?

母乳で育てることが正しくて、ミルクで育てるのはダメ」と思っている人がいますが、そんなことはありません。

母乳で育てるのは愛情があって、ミルクで育てるのは愛情が足りない」なんて思っている人もいますが、これも間違い。

母乳が少なくてほとんどあげられないことを気にしすぎているママさんは結構多いので、そんな気にすることじゃないと言ってあげたいです^^

母乳を与えないと元気に育ってくれない、なんてことはありません。

 
たしかに初乳(最初の1週間くらいの母乳)には、分泌型IgA抗体という腸の表面を覆って細菌の侵入を防ぐ役割をするものが含まれています。

では、初乳を飲まないと免疫力がつかないのかというとそんなことはありません。

すでに、お腹の中にいるときにお母さんから免疫物質は移っています。

母乳を飲まずミルクで育った子供がみんな病気になるかって言ったら、そんなことはないわけですよね^^

母乳で育てるかどうかが重要ではなくて、赤ちゃんがちゃんと育っているか、赤ちゃんの様子を見ることのほうが大切です。

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完全ミルクで育てている人はたくさんいます。

そして完全ミルクで育った人もたくさんいます。

ミルクだけで育てていることに引け目を感じる必要は全くなく、誰かに何かを言われても「完全ミルクです!」と堂々としていましょう^^

ミルクは3時間空けないとダメ?

ミルクを飲ませる場合、「間隔を3時間空けるように」とよく言われます。

ミルクは腹持ちがいいのと、赤ちゃんはお腹がいっぱいだと感じる満腹中枢がバッチリ働いていないので適切な量がわからないということもあって、「3時間間隔」なんですね。

ただ、この3時間間隔を厳守しないといけないと思っていませんか?

これはあくまで目安であって、厳守しないといけないわけではありません。

 
子供によってミルクを欲しがるタイミングはそれぞれです。

2時間半になることもあります。

4時間になることもあります。

1時間おきに欲しがる子もいます。

心配なら量を調節してあげれば問題ありません。

3時間をガチガチに守ろうとすると、お母さんのほうが疲れてしまいますよ。

だいたい3時間というだけです。

きっちり3時間間隔でミルクを飲ませるといい子に育つ…なんてことはありません^^

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注意点は?

飲ませ過ぎがよくないのは確かです。

今のミルクは母乳に近づいていると言っても、脂肪分は本物に比べて消化されにくく、たくさん飲めばそれだけ消化器官にも影響を与えます。

内臓脂肪が多くなると心臓や他の臓器にもよくないです。

1日の回数が多いのであれば1回の量を減らして調整したりして、1日の総摂取量が増えすぎないようにしてあげるといいですね^^

ミルクのメリットやデメリットは?

メリット

・おっぱいのこと考えなくて済む

・栄養満点なので順調に成長する

・時間になったらミルクというサイクルは、離乳食への移行も簡単になる

・お母さんはお酒もカフェインも気にしなくていい。薬もOK。ストレスが減る^^

 
デメリット

・お金がかかる

・調乳したり哺乳瓶の消毒で手間がかかる

ミルクをあげる人は怠けているって思っている人もいますが、ミルクのほうが手間が多くて面倒です。

完全ミルクで育てるのはダメ?まとめ

母乳だけで育てるのも、混合で育てるのも、ミルクだけで育てるのも全部OKです。

世の中には「母乳で育てるのが正義だ!」みたいなお母さんもいますが、さらっと流しておきましょう^^

それぞれの考えや事情があるので、「ウチはこうしてみよう!」と気楽にいくのが○です♪

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