第3次タピオカブームが到来して、タピオカドリンクがめちゃくちゃ流行りました。
今は少し落ち着いてきた感じがしてますが、今もタピオカドリンク店の売上は順調なんでしょうか。
そして今度は、タロイモのドリンクが注目されています。タピオカの代わりにタロイモです。
でも、タロイモとタピオカの違いって何でしょう?
味やカロリー、原料など、違いについてまとめてみました。
- タロイモとタピオカの違い
- タロイモとタピオカの味の違い
- タロイモとタピオカのカロリーの違い
- タロイモとタピオカの栄養の違い
- タロイモとタピオカの違い まとめ
タロイモとタピオカの違い
タロイモとタピオカの違いは、当然ですが原料が違います。
タロイモはタロイモ
タピオカはキャッサバが原料です。
↑キャッサバの根茎
タロイモというのはサトイモのことだと思ってOKです。
【関連】タロイモとサトイモの関係についてはこちら
あるタロイモドリンクには白と黄色の個体が入っていますが、白いほうがタロイモで黄色いほうがサツマイモです。これらはタロイモとサツマイモを潰して茹でたものです。
Yukaさん(@yukatapi1108)がシェアした投稿 – 2019年 9月月26日午前5時12分PDT
生産が多い国は、ナイジェリア・中国・カメルーン・ガーナなど。温暖な地域で根菜として利用されています。
タピオカは、キャッサバの根茎から作り出したデンプンのことです。
キャッサバも温暖な地域で生産量が多いです。ナイジェリア・タイ・インドネシア・ブラジルなど。
キャッサバには毒性があるので、毒抜きしてから輸入されます。
タロイモとタピオカの味の違い
タロイモもタピオカも、それ自体に特別な味が付いているわけではありません。
何らかの味はしますが特徴的なものではないです。
なので、どんな味付けがしてあるかで味が変わってきます。
タロイモドリンクもタピオカドリンクもそのドリンクの味を感じていることになります。取り出して食べてみてもドリンクの味が染み込んでいるので判断は難しいです^^;
タロイモとタピオカには味の違いより、食感の違いがあります。
タロイモはモチモチした食感です。タピオカよりも柔らかいです。
タピオカもモチモチした食感ではあるんですが、タロイモより弾力があります。
タピオカの食感が苦手な人は、タロイモのほうを試してみるといいかもしれませんね^^
タロイモとタピオカのカロリーの違い
ウィキペディアにある表記を見ると
・タロイモ(生)のカロリーは、100gあたり112kcal
・タピオカ(乾燥)のカロリーは、100gあたり355kcal
となっていました。
これだけみると、タロイモはタピオカよりもかなりカロリーが少ないです。
ですが、タピオカを食べる時って乾燥したままのタピオカを食べるわけではありません。茹でて戻したものを食べます。茹でると炭水化物が流出してカロリーが減ります。
茹でたタピオカのカロリーは、100gあたり62kcalとされます。
炭水化物の量は、85.3g→15.4gへ
水分は、14.2g→84.6gへ
茹でるとこのように変化します。
となると、タロイモも潰して茹でるわけですから炭水化物が流れ出ると考えるのが自然ですよね。
ただ、どれだけ減るかは分かりませんでした。
ここからは想像ですが、タロイモドリンクのタロイモとタピオカドリンクのタピオカは同量ならそれほどカロリーは変わらないのでは?と思います。
(サトイモは100gで58kcalという表記もありました)
タロイモとタピオカの栄養の違い
栄養面ではタロイモに軍配が上がると言えます。
タロイモには、炭水化物(糖質)やたんぱく質、カリウムの他に、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、食物繊維なども含まれています。
このタロイモの食物繊維が優秀で、抗酸化作用もあり、善玉菌を増やし腸内フローラをより良くしてくれると「タロイモはスーパーフード!」のページにあります。
一方、タピオカはほぼ炭水化物です。
茹でたあとは、炭水化物と水分です。
ミネラル類もありますが、ごくわずかです。
タロイモは、ヘルシーで満腹感もあり栄養面も悪くないということで、タロイモを使った料理はオススメです^^
タロイモとタピオカの違い まとめ
タロイモとタピオカの違いについてお伝えしました。
タロイモドリンクとタピオカドリンクは、ドリンクの部分が味やカロリーへの影響が大きいので飲みすぎると良くないですが、
タロイモとタピオカのそれ自体を比べると、タロイモのほうが良いのかなと思えますね^^
タロイモはサトイモと思っていいので、食生活にサトイモを取り入れてみてはいかがでしょう。
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