新米を食べる時ってちょっと嬉しいですよね。
新米を炊きたてで食べるって少し贅沢な感じがしませんか^^
ただ、新米って炊く時の水加減が難しいというイメージがあります。
水が多いとベチャッとした柔らかいご飯になってしまって、美味しくありません。
ここでは、新米を美味しく食べるための水加減や炊き方についてお伝えします。
- 新米の水加減
- 美味しいお米の炊き方
- 新米がベチャつく
-
新米の保存の注意点
- シンク下はNG
- 新米の水加減について まとめ
新米の水加減
新米を炊く時って水加減を少なくするというのが常識でした。
でも今は、水の量を少なくする必要はないとされます。
新米でも水は規定量でOKです。今はお米を長期保存できる設備が整っているので、米の水分量は新米も古米も15%程度で同じくらいだからです。
ただ、ウチの場合は昔と同じで水の量を減らしています。
例えば、新米を3合炊くとしたら水は2.5のメモリあたりです。
ウチはスーパーでお米を買うことがほぼありません。米を作っている知り合いの家から買っています。
ウチのような田舎では、まだまだ昔のレベルってことですね^^
水を減らさずに炊いてしまったら、柔らかくて食べられたもんじゃありません。私は柔らかいご飯が苦手で、古米でも水を少し減らして炊いているので余計に無理ですね^^;
ウチと同じような人は、「水の量を少なくする必要はない」というパターンには当てはまらないので注意してくださいね。
美味しいお米の炊き方
お米を研ぐときに水をいれますよね。
米は、その最初に入れる水をたくさん吸収します。なので最初の水は浄水器の水がいいです。ミネラルウォーターでもいいです。
そして、その水はすぐに捨てるようにします。
最初の水で長い時間米を研ぐのはNGです。ヌカの臭いが米についてしまうので。
最初は浮いた汚れを流す感じでサッと捨ててOKです。
次にお米を研ぎますが、この研ぐという表現は適切ではないかもしれません。米をゴシゴシする表現のように感じます。
まだ精米技術が発達していなかった頃は「お米を研ぐ」でよかったんですが、今は精米技術も進化していて米ヌカがほとんど残っていません。
なので、「研ぐ」というより「混ぜる」という表現が適切です。
軽く数回混ぜたら水を捨ててOKです。新米なら水の交換は2回くらいで十分。
新米がベチャつく
新米がベチャッとしてしまって美味しくなかった…ということがあります。
これは、水につける時間が短いということが考えられます。
新米なので水につける時間は短くていいって思えますが、実は逆なんです。
新米は新鮮なので細胞がしっかりしています。そのため、水につけても水分を吸収しにくいんです。米に吸収されない水が残り、その水は米を炊く過程で沸騰して米の外側を溶かしてしまいます。
結果、ベチャッとしたご飯が出来上がります。
では、どれくらいの時間水につければいいのかというと、
2時間以上つけるのが理想です。「以上」なので3時間でも4時間でも長い分にはOKです。
置いておく場所で一番いいのは冷蔵庫です。冷たい水は米を美味しくしてくれますので^^
新米の保存の注意点
お米は米袋に入っていますよね。
こっちじゃなくて↓
こっちの袋のことです↓
この米袋は、開封前でもそのまま保存するのには適していません。
なぜなら米袋には穴があいているからです。
米袋は積み重ねて置くことが多いので、穴があいていない完全密封だとその重さで破裂してしまうことがあります。
なので、空気が抜けるように小さな穴があいているんです。
保存するときは、袋を立てて上から押さえて空気を抜きます。袋の余白部分は折り曲げます。
袋を開封したあとは空気が入ってしまうので、ジップロックなどのジッパー付きの袋を使うのがおすすめです。
炊く分量ごとにジップロック(袋)に入れて冷蔵庫(特に野菜室)に入れるのがベスト。ジップロックなどに入れるときはちゃんと空気を抜いてくださいね。
最初に小分けするのが面倒かもしれませんが、次回からは計らなくていいので楽できますよ^^
新米の美味しさをキープできますし。
2リットルのペットボトルなどに入れるのもいいです。ペットボトルはしっかり密閉できますので。
シンク下はNG
お米をシンクの下で保存している人もいると思います。
でも、この場所は一番よくないところです。
空気に触れるのはもちろん、高温、湿気、ニオイもある場所なのでダメです。
ついつい保存場所として選びがちなところなので注意しましょう。
食器棚などはまだマシな保存場所です。
一番いいのはやはり冷蔵庫です。
新米の水加減について まとめ
昔は新米には水を少なめにして炊くというのが常識でしたが、今では古米と同じように規定量で炊くのが当たり前になっています。
ただ、全ての家庭でそれが当てはまるわけではないです。
ウチのように水を減らさないといけない一昔前のスタイルのところも多々あると思います(笑)
まぁ、どちらにしても硬めのご飯が好きなので水の量は減らすことになるんですけどね^^