冷凍チャーハンをフライパンで炒めること…ありますよね。
電子レンジでチンするよりパラッとなって美味しくなりそうだから。
でもそれをすると、チャーハンがフライパンにくっついてしまってイライラすることがあります。
なぜくっつくんでしょう?
フライパンにくっついてしまうと食べる量も減ってしまってガッカリもします。
どうにかしてくっつくのを防止したい!
そこで今回は、冷凍チャーハンがフライパンにくっつくのを防ぐ炒め方についてお伝えしていきます。
- 冷凍チャーハンがフライパンにくっつくのを防ぐ炒め方は?
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冷凍チャーハンがフライパンにくっつくのを防ぐにはフライパンの種類も重要?
- 鉄のフライパン
- 冷凍チャーハンがフライパンにくっつくのを防ぐには量も大事
- 冷凍チャーハンがフライパンにくっつくのを防ぐ まとめ
冷凍チャーハンがフライパンにくっつくのを防ぐ炒め方は?
冷凍チャーハンがフライパンにくっつくのはなぜか。
ポイントは、温度です。
なんの温度かというと、フライパンの温度です。
冷凍したチャーハンを熱するわけですから、その過程で水分が出てきます。
冷凍チャーハンとフライパンの温度差が小さい(フライパンの温度が低い)と、水分を含んだチャーハンとフライパンがしっかりと接触するので、ご飯がフライパンにくっつくんです。
逆に、冷凍チャーハンとフライパンの温度差が大きい(フライパンの温度が高い)と、水分を含んだチャーハンはフライパンと接触しにくくなります。
つまり、ご飯がフライパンにくっつきにくくなるということです。
これは、よく熱したフライパンに水滴を落としたときの現象を思い出すとわかります。
よく熱したフライパンに水滴を落とすと水滴がハネますよね。あれです^^(※ライデンフロスト現象といいます)
ハネるってことはフライパンにくっついてないということ。
ウィキペディアを引用しますが、
フライパンの温度が摂氏100度近くか又はそれ以上になった時、その表面に水滴が垂らされると、水滴がフライパンに接する部分が気化・蒸発して薄い蒸気の膜を作り、水がそれ以上フライパンと直接接することを阻むことになる。
この蒸気は水滴がフライパンに接触する度に瞬間的に水滴とフライパンとの間で生じ、また、水蒸気の対流によって加熱された水滴の下部から常に新たな水蒸気が補給されるために、フライパンと水滴との接触はほとんど起こらなくなる
これによって、冷凍チャーハンのご飯粒を蒸気の膜が包んで、フライパンと接触することを阻むということになります。
面白いですね^^
冷凍チャーハンがフライパンにくっつくのは、フライパンの温度が低いことが原因の一つなんです。
冷凍チャーハンがフライパンにくっつくのを防ぐにはフライパンの種類も重要?
冷凍チャーハンに限らずですが、くっつかないようにしたいならフライパン自体を変えることも一つの手です。
テフロン加工のフライパンはくっつきにくいです。
テフロンは「フッ素樹脂」です。これは表面の摩擦力が低いのでツルツル滑ります。つまりくっつきにくいということ。
ただし、テフロン加工のフライパンを使う場合は注意したいことがあります。
それは、空焚きです。
空焚きすると(フライパンがかなり高温になると)有毒なガスが発生する恐れがあります。
それと、テフロン加工のフライパンは強火で使うことが推奨されていません。寿命が縮まるからです。
使い方に注意して、適切に使いましょう。
鉄のフライパン
鉄のフライパンであれば、空焚きしてもOKです。
というか、しないとフライパンの温度が低い状態で炒めることになるのでダメです。油をなじませて冷凍チャーハンをインします。
もし新品の鉄フライパンであれば、「空焚き→油をなじませる」を2,3回やってから使うのがいいです。
使用後は、洗剤NGです。
鉄の鍋って「洗剤で洗っちゃダメ」と言われます。「育てる」という言葉がよく使われますね。
根気よく使っていくと、油馴染みが良くなっていってくっつかないフライパンに育ちます。
寿命も長いです。
テフロン加工のフライパンより手間がかかりますが、メリットも多く愛着もわきます^^
冷凍チャーハンがフライパンにくっつくのを防ぐには量も大事
仮にですが、3人分のチャーハンを作るとなったときって3人分のご飯を一気にフライパンで炒めようと思いますよね。
これ、やったことある人は分かると思いますが、上手くいきません^^;
フライパンいっぱいにご飯(チャーハン)があると、フライパンと接触しないご飯が多くなりますし、温度も下がってしまいます。
温度が下がれば、ベチャッとしてフライパンにくっつくことになります。
美味しいチャーハンになりません。
分けて作るのは面倒なので一回で終わらせようと思い、量が増えてしまって後悔したことが何度もあります(笑)
一人分のご飯の量にもよりますが、理想は1人分ずつ作るのがおすすめです。
でも面倒なので、2人分まではまとめてしまうんですけどね^^
3人分はやめたほうがいいです。
冷凍チャーハンがフライパンにくっつくのを防ぐ まとめ
冷凍チャーハンがフライパンにくっつくのを防ぐ方法についてお伝えしました。
フライパンの温度がポイントです。
水滴を落としたときに水がハネる(ライデンフロスト現象が起こる)温度をキープすることが重要。
フライパンの温度をしっかり上げておけば冷凍チャーハンはくっつきにくくなります。
ただし、焦がさないように注意してくださいね^^
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