七五三を仏滅の日にするのはダメ?大安がいいというのは勘違い?

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七五三を仏滅の日にするのはダメなんでしょうか。

七五三は子供の成長を祝ったりする喜ばしい行事なので「仏滅の日は避けたほうがいいかも」と思うのもよく分かります。

縁起が悪いよりも、縁起が良いほうがいいですもんね^^

でも実は、七五三において仏滅の日を気にする必要はないようです。

詳しくみてみましょう!

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目次
  1. 七五三を仏滅の日にするのはダメ?
  2. 六曜は何に影響する?何のためにある?
  3. 仏滅と大安について
  4. 七五三を仏滅の日にすることについて まとめ

七五三を仏滅の日にするのはダメ?

結論から言うと、

七五三を仏滅の日にするのは、何の問題もありません。

これは、「仏滅の日は縁起が悪いなんて科学的根拠がない」という意味もあるんですが、そもそも「仏滅は神社やお寺と関係がない」ことだからです。

結婚式やお宮参りなどでも仏滅は避けて大安にしようと考える人は多いですが、そもそも関係がないことなんですね。

なので、七五三を仏滅の日にするのはOKです。

 
「仏滅」とか「大安」を気にするのは、無意味なことです。

「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」(これを六曜という)をよく見かけるのはカレンダーだと思いますが、これのせいで私たちは仏滅とか大安を気にしすぎている傾向があります。

これは、朝の占いを気にしているのと同じレベルです(笑)

その日の運勢が最下位だったからといって、祝い事を止めたりはしませんよね。

また、仏滅という字から仏教と関係があるのかもという推測をしてしまいがちですが、それも関係ありません。

仏滅だからとか大安だからと言って、何か大きな力が影響するように思ってしまう人もいますが、何の関係もないので安心してくださいね^^

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人が勝手に作り出したものですので。

仏滅の日を避けることが最善を尽くすことにはなりません。

 
とは言え、やっぱり今でも仏滅を気にする人は多いです。もう思い込んでしまっているからでしょうね。

また、自分は気にしていないけど親や祖父母が気にするとか、結婚式場のスタッフに言われたとか、参加者に非常識だと思われるかもといった、いわゆる世間体のこともあるので中々なくなっていかないです。

まぁ、気にすることは別にダメなことではないので、どうしても気になるとか、その感覚から抜け出せないという人は、自分が納得できる行動をしましょう。

 
ちなみに、仏滅を気にする人が多いということは、仏滅の日は大安の日より混雑しない確率が高くなるということです。ゆっくりお参りが出来るというメリットがありますよ^^

仏滅は結婚式が安くなるなども。

六曜は何に影響する?何のためにある?

神社で参拝することや祭事を行うことと六曜は関係がありません。

では、何に関係するんでしょう?

 
六曜は、月の1日目を「先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口」という順に決まっています。

1月1日は先勝…2日目以降は上記の順番
2月1日は友引
3月1日は先負
4月1日は仏滅
5月1日は大安
6月1日は赤口
7月1日は先勝

というふうになってます。

機械的に決まっているものなんですね。

縁起がいいも何もありません。

また、根拠のない迷信であることや無用な混乱を避けるという理由で、公共機関が作成するカレンダーでは使用されていません。

つまり、何にも関係しないということです。

何にも関係しないことに、いまだに踊らされているということです^^;

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仏滅と大安について

仏滅は、もとは「空亡」や「虚亡」と記述されていて「勝負なし」という意味だったそうです。

これが「全てが虚しい」とか「すべてが滅ぶ」と解釈されて「物滅」と呼ぶようになったそうです。それがのちに「仏」の字が当てられて、今の仏滅になったとのこと。

仏滅の解釈には、「物事を始める際には良い日」というものがあるんだとか。(新しくはじまる前に古いものは一度滅びるということから)

真逆の意味ですね。誰が言い出したんでしょうかね。

適当なものだということがよく分かります(笑)

 
大安(たいあん)は「泰安」が元になっていて、六曜の中で最も吉の日。成功しないことはない日とされます。

車の納車日や、建物の着工日や引渡日として考慮されることがあります。

 

ちなみに友引(ともびき)は、葬儀を行うと友が亡くなるという迷信から、葬儀場や火葬場がお休みの日となっていることがあります。

でも実は、業者さんが休むための建前としてこの迷信を上手く活用しているという話もあります。

面白いですね^^

七五三を仏滅の日にすることについて まとめ

七五三を仏滅の日にすることは、全く問題がありません。

仏滅を含む六曜は神社やお寺と関係がないのに、私たちが勝手に結びつけて自分たちの行動を縛っていただけということです。

最近は六曜は記載されていないカレンダーも多いし、そもそもカレンダーを買わないという人も増えているので仏滅を気にする人は減ってきています。

スマホにカレンダーが入っていますからね^^

若い世代では特に六曜なんて気にしていません。

でもそれを無知だと言って押し付けると、また迷信が循環してしまいます。

教えるのはいいですけど、押し付けないようにしてほしいですね^^

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